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「絵・文字・手話・歌」で奏でる舞台【きっかけはある舞台を観て】

聴覚障害者である安藤美紀は舞台を観たいと思い、

手話通訳を二人連れて行ったのですが・・・舞台は登場人物が多く誰がどのセリフを言っているのか、把握できませんでした。

聞こえないからせっかくの舞台も楽しめることができない。手話通訳も限度がある。。。と考えていたら私の中でひらめきました。「そうだ、自分で聞こえなくても楽しめられる舞台をつくればいいんだ!」

それが「絵・文字・手話・歌」で奏でる舞台をつくるきっかけになりました。

 

第0章「いけす」

昭和42年、沖縄ではひそかに風疹が流行っていた。アメリカ本土から米軍基地に広がったのである。当時400人の妊婦が風疹にかかった為、生まれた子の多くが聴覚障害を持った。当時、鹿児島では障がい児が生まれると殺して山や海に捨てることが少なくなかった。そんな中、鹿児島県のある港の近くで赤ん坊が産声をあげる。

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第2章「桃と桜」

生まれつき全く聞こえない子とわかった母親は村を出て鹿児島市で娘を育てることを決心。そこで待っていたのは想像を超えるものだった。時代に振り回されながらも母親がぶれず、凛と生きていられたのは何だったのだろうか・・・。

第3章「白い犬」

生まれつき全く聞こえない子は友達とうまくコミュニケーションがとれない。どうしてもひとり遊びになってしまう我が子に母親はある犬を連れてくる。やがてその犬は聴こえない子に音の根源をおしえるだけでなく、心の支えになる。
聴こえない子はある丘で犬と約束をする。その約束とは・・・?

 

みきまる座の実績(2022年度)

2022年 5月15日 兵庫県立こばと聴覚特別支援学校「桃と桜」
2022年 8月24日 奈良県たけまるホール舞台 主催 一般社団法人 ひらく「いけす」
2022年 8月26日 東大阪市主催 東大阪市文化創造館小ホール 「桃と桜」
2022年 11月3日 大阪市芸術文化創造館 「白い犬」
2023年 2月26日 摂津市新鳥飼公民館 「桃と桜」       

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