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2015年7月15日 読売テレビ かんさい情報ネットtenで紹介されました

お金がなくても夢がかなう、大注目のクラウドファンディングの仕組みと実態を調査します。ノーベル賞受賞者の山中教授や、演出家の宮本亜門さんも利用しています。

起業したいけどお金が足りない、留学したいけど費用が足りない、そんなときに夢を後押しするクラウドファンディングとは一体どんなものなのでしょうか。

出資すると社会貢献や利益につながります。

ノーベル賞受賞者の山中教授や演出家の宮本亜門さんも利用したクラウドファンディングについて見ていくことにしましょう。

クラウドファンディングとは、群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた造語です。

一般的な投資は、資金を集めたい人に投資家が投資をするのに対して

クラウドファンディングは、インターネットを通してお金を集めるシステムです。

近年注目を集めたクラウドファンディングは、ノーベル賞受賞者山中伸弥教授のプロジェクトであるiPS細胞の研究資金1000万円を募集したところ、1918人から2000万円以上の資金を集めることができました。これは、出資者に見返りがない「寄付型」という種類のクラウドファンディングです。

その他にも、出資者に見返りのある「購入型」というクラウドファンディングもあります。

今年4月に番組に出演した、聴覚障がい者の安藤美紀さん。前回は、安藤さんの耳となって働く聴導犬レオン君の仕事を取材しました。

実は安藤さん、過去2回、購入型クラウドファンディングを利用したことがありました。

今回は、「聴覚障害者と健常者のマナーの認識の違い」という内容のパラパラ漫画と小冊子を作ることになり、その資金を集めるためにクラウドファンディングを利用しました。

安藤さんは、普段から、聴覚障害者への理解を広める漫画を制作していますが、もっと多くの人に見てもらうために去年6月、パラパラ漫画を製作するために製作費31万円をクラウドファンディングで募集しました。一口3000円から10万円で、出資してくれた人には特典を返すという仕組みで募集した結果、約37万円を集め、パラパラ漫画を製作することができました。

そして、先月もクラウドファンディングで71万円を集め、聴覚障害者への理解をより深めてもらうために、新たなパラパラ漫画と小冊子を作っています。

レポーター「協力して下さった方はどれくらいいるんですか?」
   安藤「65人です」
レポーター「それはどういった方たちでしたか?」
   安藤「会ったことがない新しい人ばかりでした」

出資者への特典は、ポストカードやお礼状、似顔絵描きなどといったもので、金銭価値としては高いものではありません。賛同した人たちは何を目的に出資したのでしょうか。
出資者1「聴導犬の存在も知らなかったですし、聞こえない方とのご縁もあまりありませんでしたが、単に安藤さんのことを応援したいという気持ちと、聴導犬のことをもっとみんなに知ってほしいという気持ちがありました。」
出資者2「補助犬を知っていただくということに関心を持っていました。安藤さんの作品を見せていただいたとき、漫画の持つ力の大きさを感じました。自分が協力したことで、世の中にこの作品が出たと思えることはとてもうれしいです。」

多様化する社会の中で、今後クラウドファンディングは広がりを見せそうです。